小学校入学を控えたお子さんをお持ちの親御さんにとって、ランドセル選びは大きな関心事ですね。6年間使う大切なアイテムだからこそ、本体だけでなく、一緒に揃えておくと便利なオプション品についても知っておくと安心です。今回は、ランドセルと一緒に検討したいオプション品と便利グッズをご紹介します。
本当に必要？ランドセルのオプション品
ランドセルを購入する際、様々なオプションを勧められることがあります。しかし、実際に使ってみると「これは不要だった」というものもあります。実際に5年間使った経験から、本当に必要なものと不要だったものをご紹介します。
不要だったオプション例
両サイドのフック（大マチWナスカン）
体操服や給食ナフキン、給食エプロンなどをかけるためのものですが、子どもによっては使いこなせないことも。フックにかけると取り外しにくいという声もあります。追加料金は約700円ほどです。
持ち手ベルト
学習机の横のフックにかけたり、親が持ち運ぶ際に使うためのものですが、実際には使用頻度が低いケースも。追加料金は約3,500円ほどです。
あると便利なランドセルオプション品
1. ランドセルカバー
ランドセルを傷や汚れから守り、6年間比較的綺麗に保つために利用するアイテムです。
種類と特徴
- 透明タイプ：ランドセル本来のデザインを活かしつつ保護できる
- デザインタイプ：ランドセルのデザインチェンジとしても活用できる
- 反射材付き：夜道の安全性を高める
ランドセルカバーは雨の日専用のものや、晴れの日でも装着可能なものなど様々です。デザインも豊富で、ランドセルの「デザインチェンジ」として装着する方も多いようです。
2. 背当てパッド
ランドセルの背面と背中の間に入れるパッドで、背中への負担を軽減させるためのものです。
メリット
- 通気性が良く、夏場の蒸れを防止
- クッション性があり、背中への負担を分散
- 取り外して洗えるタイプが多く、衛生的
特に暑い夏場は、ランドセルと背中の間がムレて不快になりがちです。メッシュ素材の背当てパッドがあれば、快適に過ごせます。
3. サイドケース（リコーダーケース）
ランドセルに入りきらない荷物を収納するためのケースです。
用途
- リコーダーや折りたたみ傘の収納
- 水筒の収納
- 体操着など、かさばる荷物の収納
ランドセルの横につけるタイプが一般的で、必要な時だけ取り付けられる便利さがあります。
荷物の重さ問題を解決する便利グッズ
近年の小学生は、一昔前と比べ格段に荷物が多くなっています。授業量の増加とともに教材も増え、ランドセル一つでは収まりきらないことも。そんな問題を解決するグッズをご紹介します。
1. ランドセルをキャリーケースに変身させるスティック
ランドセルを地面に転がして持ち運べるようにするスティックタイプのアイテムです。子どもの荷物の重さは社会問題にもなっており、このような便利グッズが注目されています。
2. 補助バッグ
ランドセルに入りきらない荷物を収納するための補助バッグには様々なタイプがあります。
サンドセル
ランドセルの両側から挟み込むように左右に装着するバッグ。左右にバッグがあるので均等に負荷がかかり、安定して歩くことができます。
ランドセルアンダーバッグ
ランドセル下にぶらさげるタイプの補助バッグ。収納力が高く、うわばき、体操着、水筒、給食セットなどがすっぽり入ります。
てぶらん
ランドセルのサイドにつけるタイプの補助バッグ。学校によっては、ランドセルの横に袋を下げることを禁止している場合もあるため、密着するタイプが開発されました。
ラン活のタイミングと準備
ラン活（ランドセル活動）は年々早期化しており、小学校入学の1年半前（年中さんの9月）から始めると成功しやすいとされています。
特に人気モデルや高級ブランドのランドセルを検討している場合は、情報収集を早めに始める必要があります。資料請求を通じてデザインや価格を比較し、子どもと一緒に検討を始めることで、希望に合ったランドセルをスムーズに選べます。
まとめ
ランドセル選びは、本体だけでなくオプション品や便利グッズも含めて考えることで、お子さんの6年間の学校生活をより快適にサポートできます。不要なものにお金をかけず、本当に必要なものを見極めて選ぶことが大切です。
子どもの体型や好み、学校の規則なども考慮しながら、親子で相談して決めていきましょう。早めの情報収集と計画的な準備で、後悔のないランドセル選びができますよ。
ランドセルは6年間使う大切なアイテム。オプション品や便利グッズを上手に取り入れて、お子さんの小学校生活が快適で楽しいものになりますように。
